企業の存続とウェブ解析

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企業は存続していくためには事業成果を出し続け利益を確保していかなければなりません。ウェブ解析は様々なデータから事業の現状、課題・改善点などを読みPDCAを回すことを指します。正しい経営判断ができるように導く手段の一つです。

100年以上続く長寿企業から学ぶ

いかなる状況下でも会社を存続させるのが経営者の責務であります。

会社設立から5年後には15%、10年後には6%、20年後には0.3%しか生存していない中、日本には100年以上続いている企業が2万社以上(帝国データバンク・長寿企業の実態調査2013年)あり世界的においても圧倒的に多く、そのほとんどが中小企業です。従業員数では「10人未満」が16,287社(62.3%)を占め、年商別では「10億円未満」が21,431社(82.0%)と小規模企業の割合が特に多くなっています。

震災や戦争、世界的経済の暴落、市場環境の変化など沢山の外的要因があった中で100年以上も存続している長寿企業には存続する為の秘訣が様々あります。中でも“経営理念”や“家訓・社是”をDNAとし企業の存在意義や目的を明確にしています。

核となる理念を全うすることで信用・信頼を積み重ね時代に合わせて変革していくことが存続できる秘訣の一つであると考えられます。

WEBの発展と販売促進の変化

20年前には無かったWEBの世界。Windows95が爆発的大ヒットとなりホームページを作る事が容易になります。ホームページから仕事を受注したり物を売ったりと仕事の受発注手段が変革し始めました。2002年頃からはブログが普及、その後SNSがブームとなり2008年“iPhone”の発売で携帯電話から簡単にインターネットを楽しめるようになります。

インターネットが発達する事で個人でも容易に情報発信が出来るようになり、誰でも簡単に欲しい情報をすぐ手に入れられるようになりました。

ものすごい勢いで発展するインターネットの世界、このスピーディーな変革に企業もついていかなければ時代の波に押しつぶされてしまいます。当然ですが販売促進のやり方も時代と共に変化させないと企業の存続条件に必要な“利益”を確保する事が難しくなります。現代のネット社会ではITの活用は必須となり、中でも“事業成果”の指標を見る為にウェブ解析は必須項目となります。この部分が分からないと感覚値だけになってしまい、広告効果の分析やWEBマーケティング、課題の抽出やPDCAを回すことができません。

※ウェブ解析はグーグルアナリティクスなどのアクセス解析ツールから数字を拾出すだけではありません。ホームページから得られる解析データを軸とし事業に関わっている様々なデータから課題を読み取り“事業成果”につながるためのPDCAを回すことを指します。

事業成果に貢献するウェブ解析

大企業や現在成果を上げている企業では当たり前に行われているウェブ解析ですが、中小企業、特に小規模事業者は大企業に比べ経営資源が乏しく1人が複数の役回りを兼任し少ない人数でやりくりしながら事業を営んでいかなければならないため、ウェブ解析や販売促進に多くの時間と人員を割くことが難しい現状があります。また必ずしもITの活用やマーケティング関係に強い人材がいるわけでもない為、戦略的に経営をしていく事が難しいケースの方が多いと思います。

そのような状況であれは是非ウェブ解析が出来る人材を外部で探してください。その際、経営理念や社是・家訓を共鳴し、掲げている経営ビジョン・方向性に向け一緒に突き進んでいける“社外取締役”の意識でいる方が望ましいです。そのような意識の高い方がアドバイザーで入ることにより衆知も集めやすくなります。

まとめ

時代の変化に対応してきた100年以上続く長寿企業から学ぶべき部分は多く、企業が存続するためにはPDCAを回し新陳代謝を繰り返し事業の成果を出し続けなければなりません。
その指標を見極めるためにウェブ解析は必要不可欠な存在になっています。