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マイレポートで日々をチェック
Google アナリティクスで定点観測をする時、パワーポイントやExcelでアクセス解析レポートをつくることがあります。
細かくそして深いデーター分析をするのならば、これらの手法はオススメできます。
しかし、Google アナリティクスの通常のレポートのみでアクセス解析をするのならばマイレポートで簡略化するという選択肢があります。
深入りしないアクセス解析
ほか記事で触れた「深入りしないアクセス解析」を実行するためには、
マイレポートで簡略化につとめます。
Google アナリティクスで各種レポートを横断するより、マイレポートで定点をした方が、素早く気付を見つけることが可能です。
Google アナリティクスオタクの私が、毎日見ているたった1つのレポートの、本当の見方を教えよう[第60回]
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2013/07/04/15574
朝一でレポートを見ると、前日から過去31日までさかのぼった1カ月のデータがまとめて折れ線グラフで表示されている。このレポートで前日の訪問数の規模(図1赤枠部分)を見るだけだ。いつもと同様の折れ線グラフになっていれば、そこで終わり。それ以上の深入りはしない。
マイレポートのコツは現場で一緒につくること
マイレポートは今みているレポートをマイレポートに追加することができるので、
現場で担当者と一緒につくることができます。
ただし、Web解析の視点から、必要な指標だけをマイレポートに登録するように伝えることが必要です。
何でもかんでもマイレポートに入れてしまうと、ノイズだらけになります。
- 毎日みるレポートはベンチマークだけでいい、でも集客の比率もみたい
- ランディングページを分析したい、同時にデバイス別の比率も
1つのレポート画面では見れない組合せがおすすめです。
管理職向けのマイレポート
売上に直結している指標をみる
- コンバージョン率
- 各目標の指標(コンバージョン数)
- ページの価値
- 時間別の集客数
売上の数値と傾向がわかるものがいいでしょう
※この共有URLであなたのGoogle アナリティクスにマイレポートを追加することができます。
現場担当者向けのマイレポート
売上に繋がるコンテンツのボトルネックを登録します。
- 広告からのランディングページと直帰率
- Organicの流入比率
- 人気のあるページ一覧
※この共有URLであなたのGoogle アナリティクスにマイレポートを追加することができます。
売上に繋がるコンテンツを設定するためには、コンテンツのスートーリーラインの設計とKPI設計が必要です。
マイレポートに限界を感じたらGoogleDataStudio
マイレポートより少し上のツールがあります。
これはGoogle アナリティクス以外のデーターをレポートの中に入れることができます。
ひと目でWebサイトの状態が理解できる、BIツールです。
(諸々限界もありますが…)
Google アナリティクスのマイレポートを使う意味
あなたの会社でまだ解析やマーケティングの文化がないのならば、
マイレポートで指標を社内共有することがGoogle アナリティクスのマイレポートを使う大きな意味となります。
物足りないところもありますが、とりあえずアクセス解析を始めるのなら、
マイレポートを使うという選択肢も考えてみてください。
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