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目次
Web解析のKPIは成長とともに変えるべき
KPIの設計方法は色々あります。
一般的なのは組織図のようなロジックツリー
KGIをゴールとみたてて成功する要因をKSFとして定めます。
(KSFの設定が重要)
このKSIを支えるのがKPIです。
最近はコンセプトダイアグラムを設計しインジケータという名前のKPI設定もあります。
KPIはあくまでも通過点でありチェックポイント
定めたKPIは目標でもゴールでもありません(一般論)
KGIのための通過点でありチェックポイントです。
KGIが売上ならば、KPIは売上をあげるためのチェックポイント
- 新規ユーザ流入数を150%増加させる
- 会員登録数を120%増加させる
- 流入数は150%だが直帰率は現状維持
このようにチェックポイントと、チェックポイントに数値を入れます。
数値で注意すべきなのが相対数であること
つまり%で表示します。
Lean Analytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法
KPIを考え抜いても変わることがある
Web解析をすすめる上で、KPIを設計します。
考え抜いたKPI、しかしWebサイト運用中に次ような自体になります。
- KPIになかなか届かない
- KPIを数週間で越えてしまった
Web解析を始めるとき、仮説は立てていても、色んな事情(環境変化)で仮説が異なる場合があります。
つまりKPIを考え抜いても変わることがあるのです。
KPIはビジネスの成長とともに変わると考えた方がいい
KPIを変えていいのなら、ビジネスの成長とともに変えてもいいのです。
KPIどころかKSFも変えていいのです。
- Webサイトを用いたマーケティングの初期段階ではコンバージョンになかなか届かない、その場合はページ/セッションやセッション数をKPIに
- 集客できるようなサイトであれば、カート落ち率やコンバージョン率をKPIに
ビジネスの変化とともにKPIはどんどんと変えてください。
重要なのは定点(Web解析の定例会議)で、数字に向き合いビジネスの成長をするために何をしたらよいのかを考えることです。
目標を達成するだけではなく…
Web解析を実践で活かしている皆さん、ビジネスの成長とともにKPIもどんどん成長させましょう。