ウェブ解析士が実行している商店街コミュニティ

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事業主は利益を出すだけではなく地域社会に貢献していくことも課せられた役割だと考えています。

商店街の中で事業を継続していく中でウェブ解析の視点はとても役立ちます。

商店街があるから成り立つこと

人は自分1人だけでは生きていけません。人と人の繋がりが希薄になっている現代において地域社会とコミュニケーションを取りやすい環境にある商店街の役割は極めて重要です。また、商店街は防犯の機能も兼ね揃えています。事業者と地域住民が顔見知りになることで挨拶が交わされるようになり何かあった時すぐに連携が取れるようになります。

しかし、シャッター街になってしまうと上記のような役割を果たすことはできません。商店街に店がなくなりマンションばかりになったらコミュニケーションをどのようにとったらいいのでしょうか?

20年後・30年後にシャッター街にならないよう事業者を誘致したり現在事業をしている方は次世代の担い手を作り繋げていくことも商店街で事業を営む事業主の使命の一つです。

コミュニティを作るための成果指標を考える

将来シャッター街にならないためには現在あまり商店街に足を止めない40代以下の方、特に子育て世代が行きたいと思うお店を作ることです。ウェブ解析で学んだコンセプトダイアグラムで何を明確にしたいのか可視化し成果指標を考ることが役立ちました。

まず、商店街をきれいにすること。

1人0.03%の思いやり
掃除が繋ぐ地域社会とのコミュニケーション

割れ窓理論にあるように道に落ちているたばこの吸い殻やガムなどのゴミを放置しておくと、さらに汚くなっていきます。きちんと掃除されていればキレイで明るい街へと変化していきます。

1人1人がほんの少しの思いやりをもち掃除を通して事業主同士の会話が増えたり地域住民と挨拶ができるようになるなどコミュニティのきっかけを作れます。

次に、同世代の仲間作り

商店街の未来を一緒に考えていく

“意志あるところに道は開ける” 不思議と仲間は増えていきます。

1人の力は微々たるものですが、同じ方向の仲間や支えてもらえる協力者がいることで新しく事を起こし大きな力を発揮していける可能性が増大します。

そして、実行力

あったらいいなと思う店を誘致しちゃう

商店街に足を止める理由がなければ商店街にある事業者とコミュニケーションは取れません。話題も提供できません。商店街にあったらうれしいな、買いたいなと思う店を作ってしまうことで、今まで商店街をスルーして駅まで行っていた人が商店街に足を止めてもらうこともできるのではないでしょうか。

私の会社は横浜駅から相鉄線で約10分、上星川商店街にありますが、パン屋さんは無いので美味しい焼きたてのパンを食べることができません。

美味しいパン屋さんが商店街に欲しい!という『わがままな商店街活性』として、“勝手に美味しいパン屋さん誘致プロジェクト”を有志の仲間と2015年12月21日よりスタートしています。パン屋さんが開店し40代以下の世代が上星川商店街に足を止めてもらえるようになったら“あったらいいなと思う店を誘致しちゃう”行動は正しかったことになります。

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未来のコミュニティを描くために必要なこと

待っているだけでは何も変わりません。事業主が積極的に地域住民とコミュニケーションを取り話題を提供したり発信することで少しずつ良い方向で変わっていっています。

将来に担い手である子供達が地元に住み続けたい、地元で何か創めたいと思ってもらえる街を目指し、今いる事業者が将来のための施策を実行していくことが、さらなる商店街の未来を描ける指標になると確信しています。