ウェブ解析士がGoogleアナリティクスから学ぶ数字とコンバージョン

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ウェブ解析士がGoogleアナリティクスから学ぶ数字とコンバージョン

ウェブ解析は数字に強くなりましょう
ウェブ解析といえばアクセス解析ツールのGoogleアナリティクス
Googleアナリティクスを軸に覚えるといいでしょう

Pexels / Pixabay

またぜひ覚えてもらいたいのがコンバージョンについて

ゴールなきアクセス解析はなんのために行うのかボケてしまいます。

コンバージョンは成果ではなくて 転換という意味です。

ユーザがなんらかのアクションを起こした結果を目標にすることがコンバージョンです。
ぜひ学んでくださいね

Googleアナリティクスとは

(ご存知の方、いまさらですが復習ということで)
ホームページを数値化するツールです。
ホームページに「ユーザが何回きてどのくらいページを見たか」がわかるツール

Googleアナリティクス

できることは、目標達成したユーザがどんな人なのかを明確にして、
達成したユーザに向けてホームページを改善する

売上や成果のヒントを提供するツールです

Googleアナリティクスをホームページに導入するには
GmailのアカウントでGoogleアナリティクスのサービスを利用開始し、
トラッキングコードという呪文ほホームページの全てのページに取り入れることです。

とても簡単に導入することができます。

アクセス解析ツールについて

Googleアナリティクスのようなアクセス解析ツールとはそもそもどんなツールなのでしょうか?

そもそもホームページの仕掛けについて理解するところから始めます。

何気にみているホームページ
ホームページを閲覧できるのは、ルールに基づいて閲覧できるようになっています。

皆さんがホームページを見ようとするときURLを指定したり、クリックをします。

その作業がインターネット回線を通して ください!というリクエストがなされます

そのリクエストに従い、Webサーバーがテキストや画像や動画を皆さんのブラウザに 返します(レスポンス)

この作業が繰り返されることでホームページを閲覧することができます。

このリクエストとレスポンスの信号を取得することがアクセス解析となります。

アクセス解析には色んな方法があり、
Googleアナリティクスは、Webビーコンという手法を使うことでアクセス解析をしています。

このビーコンの元になるうのが、皆さんがホームページに埋め込むトラッキングコードという呪文になるのです。

つまりトラッキングコードの入っていないページは解析できませんし
トラッキングコードを入れる前の解析もできないわけです。

アクセス解析の分析の基本

3844328 / Pixabay

アクセス解析の分析の基本をお伝えします。
「ユーザが何回きてどのくらいページを見たか」
これはアクセス解析の分析の基本となる

指標(メトリクス)といい。
いわゆる数字 です

このメトリクスが分類されます

  • ページ毎
  • 流入(Google ツイッターなど)毎
  • 曜日毎 など

これらの分類がディメンションといいます。

このままでは全てのデータをみることになります。

アクセス解析の分析では絞り込みが大切です。
その大切のひとつが セグメント です

セグメントは区部という意味で

  • Googleから来たユーザ
  • モバイルで見ているユーザ
  • コンバージョンしたユーザ

などと 特定をします

セグメントされたデータをさらに絞りこむためには
フィルター をつかいます
ろ過という意味です

いま、見ているデーターを絞り込みをします

Googleから来たユーザで
商品ページだけをフィルターして見る

ということで、より具体的なアクセス解析が可能となります。

Googleアナリティクスの数字

Googleアナリティクスの数字

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数字 = 指標(メトリクス)のことです
まずは繰り返しでてきている
「ユーザが何回きてどのくらいページを見たか」

ユーザー → ユーザー数
何回 → セッション数
どのくらいページを見たのか → ページビュー数 セッション滞在時間

という指標に別れます

言い換えると次のようになります

  • ユーザー数:ホームページに訪問したユーザー
  • セッション数:ユーザーがホームページに訪問した数
  • ページビュー数:ページを閲覧した数
  • セッション滞在時間:訪問した時のホームページ滞在時間

このほかよく使う数字は

  • 直帰数:1ページだけでホームページから離れた数
  • 直帰率:訪問数に対する直帰の割合
  • 離脱数:ホームページを離脱した数

少しマニアックですが、Googleアナリティクスの数字には量と質があります

  • 量はユーザ数、セッション数、ページビュー数
  • 質は直帰率、セッション滞在時間

ここで紹介した指標一例ですが、基本となる部分ですので覚えておきましょう。

ソーシャルメディアにもある数字

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ここからはGoogleアナリティクスから少し離れます。
FacebookやTwittなどのソーシャルメディアにも数字はあります。

特に注目されるのがエンゲージメントです。
エンゲージメントとは ユーザが対象のポスト(テキスト、写真、動画など)にたいして何らかの反応をした指標で。
ここから わかることは 「好感度を持った」ということとなります。

エンゲージメント率
例)
(ポストアクション÷リーチ数)× 100

ポストアクションには次の行動のことです

  • いいね
  • コメント
  • 引用記事のクリック
  • シェア

リーチ数とはGoogleアナリティクスでいうPVに近いものですが、広告のインプレッションの方がより近い意味合いとなります。

ポストアクションは加算で行うこともありますが、ソーシャルメディアの特色によっては係数をかける場合もあります。

例)
((いいね75 + (コメント5×1.2)+クリック10 +シェア 0)÷ リーチ10000)× 100 =0.91%

その他の指標

フォロワー数
視聴数(動画の数)
購読数

ソーシャルメディアはファンを作り出すものです、事業の成果との関係性については正解はありません。
アクセス解析とビジネスの指標から関係性を独自で導き出してください。

広告で読むべき数字

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投資をしてもっと世の中に伝えたいそんな場合、広告を利用します。
ペイドメディアとも言える広告にも数字はあります。

広告はペイドメディアです、投資をするメディアですので重要な指標は

CPA

顧客を獲得した単価
広告費用をコンバージョンで割ります
広告費÷コンバージョン数
安い方がよい指標

ROAS

広告の費用対効果
(売上÷広告費)×100
数は多い方がよい指標
100%を超えないと、効果のない広告となります。

ROI

広告の投資収益率
((売上-費用)÷費用)×100%
マイナスにならないように

最近ではCPAやROASを使います。

重要な指標の基本となる指標

インプレッション数

広告が表示された回数です、広告によっては意図しない表示となりますが
認知される可能性を秘めた指標です

CTR

インプレッションされた広告がクリックされた率
閲覧された広告に興味をもたれたらこの行動になります

CPC

広告のクリック単価です。
インターネット業界では競争入札により数字が決まります

CPM

クリックを前提としない指標
広告表示1,000回あたりの費用です
(広告費÷インプレッション数)×1,000

広告の数字は代理店さんに丸投げをせず、自ら理解できるものとしましょう。

ビジネス解析の数字

Web解析は事業の成果に貢献すること
その根幹となる事業 = ビジネスには ビジネスの資源としての数字があります
ただし、経営数字まで踏み込んでしまうとより多く、また複雑になります。

経営数字には主に次のように帳簿で分類されます。
B/S 貸借対照表
P/L 損益計算書
CF キャッシュフロー

ここではP/Lに絞ります

売上

モノを売った時に発生します。売上は商品金額×個数から導かれます

原価

商品にかかった費用、仕入れや製造費などの原価も含まれます

変動費

商品の販売に際してかかる費用です、商品個別にかかります

固定費

人件費や家賃など定まっている費用のことです

限界利益(粗利)

売上から変動費を引いた項目、付加価値ともいいます

利益(営業利益)

限界利益から固定費を引いた項目

これだけではありませんが、最低限覚えておく指標です。
ビジネスの指標まで理解することがWeb解析に関わる指名となります。

会社の数字とMQ会計

ビジネスの数字をもっと深掘りして、
会社の数字を、通常の簿記会計(Tの仕分け)とは違う MQ会計の視点から見ていきます。

皆さんがご存知な会計は勘定をするための会計です、
定められた書式に記入をして報告する。

MQ会計とは儲けるための会計です。
Mはマージンという意味(もうける)

商品は変動費と儲け(利益)からなりたっています。
言い換えると
P= V + M

  • P:Prise(価格)
  • V:Variable Cost(原価)
  • M:Gain(利益)

商品をいく売るかが加わると次のようなことになります。
(P=V+M)×Q

これが会社の営業活動

  • PMとは売上
  • VQとは変動費
  • MQとは粗利総額

さらに
MQ=F+G
Fは固定費
Gは残ったお金、つまり利益となります

文字では伝えづらいないのですので、参考サイトをご覧ください。

Web解析を超えた数字ですが、この感覚を身につけることで、具体的な成果のお話ができるようになります

コンバージョンって何?

コンバージョンって何だろう?
売上? そんな簡単に売上と言い切れるのか

まずコンバージョンの意味です。
「変換、転換、交換」

不動産業界でコンバージョンは
「今まで住宅だった不動産が飲食店に変わる」
まさに転換 不動産というモノが新しい価値をもったコトになる

私たちが使うコンバージョンは、セッションが目的を達することで
成果に変換されるということです。

ECサイトのように、目的達成が売上と近い成果になるものであれば、
より具体的な施策と、施策による効果を測定することが可能です。

しかしそれ以外の場合は、コンバージョンについて試行錯誤を繰り返す必要があります。

ECサイトのコンバージョン

Webサイトを利用して売上に直結するECサイト
コンバージョンは単純明快です

目標達成が売上と近いからです
インターネットサービスであればコンバージョンが直売上となります。

手元に届けるサービスの場合は、返品というものが発生します。
またコンバージョンはアクセス解析ツールによっては
セッションと紐付いていおり、
1セッションあたり1回のコンバージョンしかありません。
この場合使われる 指標は トランザクション(取引)となります。

ECサイトのコンバージョン(トランザクション)は
サンキューページなどの目的が達成されたことでカウントされます

不動産などコンバージョン

現在インターネットだけで完結できない、業種のひとつ不動産

不動産を例にあげるとコンバージョンにはこんなものがあります

リード獲得

住宅の取得は考えていないけど、興味があるユーザに対して
ebookやWhite PaperなどのPDFによる読み物をダウンロードしてもらったり
メールマガジンを登録してもらうことで見込み客として関係性を上げていきます。

すぐではないけど将来売上につながるユーザーです

荷電

電話番号をタップすることで、お店に電話かかります。
直接の問い合わせは成果に一歩近く行動です。

資料請求や内見依頼

物件を選択し、資料請求や内見依頼は顧客になる可能性の高いユーザです。
この方法は他のコンバージョンと同じくサンキューページがゴールとなります。

メディアのコンバージョン

皆さんが参考にするインターネットの記事、
その中にメディアサイトというものがあります。
メディアサイトはどのようにコンバージョンを測定しているのでしょうか?

認知測定

ページビュー数やセッション数を計測します。
どれだけ世の中の人に閲覧してもらったかということ、
また特定キーワードの順位やそこからの流入も同じような測定となります

広告主への送客

読んでもらった記事にあるバナー広告のクリックの数です。
クリックの数があれば 広告主へ送客したこととなります。

送客先のコンバージョン数

できれば、送客先先のコンバージョン数がとれればよりよい成果となります。
この場合、送客先のページにあるお問合せ完了ページが対象となります。

まとめウェブ解析士がGoogleアナリティクスから学ぶ数字とコンバージョンの意味

いかがでしたか?
ウェブ解析は数字に強くなる必要性理解できましたか?
数字の感覚とともに必要な、コンバージョン(ゴール)
ゴールなきアクセス解析はなんのために行うのかボケてしまいます。

世の中のためになるウェブ解析士を目指し、身近なGoogleアナリティクスを参考にして数字学んでくださいね。