目次
上級ウェブ解析士の修了レポートを採点するとき
上級ウェブ解析士さんから修了レポートを受け取った時、わくわくしながらそのレポートを拝見させていただきます。
採点基準でみるより、どんな視点なのかを意識します。
具体的には私はお客さま目線です。
ウェブ解析士目線ではありません。
上級ウェブ解析士の修了レポートは戦場で戦うための戦術であれ
2016年の上級ウェブ解析士はDay1で戦略、Day2で戦術を学びます。
Day2終了後2週間以内に制作し提出が義務付けられている上級ウェブ解析士修了レポート。
採点基準ではありますが、これはDay2の総まとめ。
Day2では戦術を学びました。
つまり上級ウェブ解析士の修了レポートは戦場で戦うための戦術がかかれている書類なのです。
ウェブ解析士マスターが上級レポートで減点をするポイント
戦場で戦うためにはロジカルでありインパクトがありスピーディな必要があります
ロジカルな部分で減点をするポイント
- レポート全体にストーリーラインがない
- 表示されているレポートからの気づきがない
- 書かれていないことに仮説を立てている
- 施策にコストがかかれていない
インパクト部分で減点をするポイント
- 汚い
- 文字が小さくて細かい(完結ではない)
- グラグがルール通りで書かれていない
- 1シート毎に問題発見と仮説立案と対策の項目が書かれていない
- メッセージを感じ取れない
スピーディ部分で減点をするポイント
- 施策が具体的ではない(対応時間と効果測定の時間がわからない)
- 目の前にある事象を捉えていない
上級ウェブ解析士さん向けですので、難しく書きました。
※ストーリーラインとしては成果からレポートをして入口と出口とそれを繋ぐ事象を報告する必要があります。
修了レポートは伝えることより残るという現実を知る
上級ウェブ解析士の修了レポートは伝えることより残るという現実を知る必要があります。
お客さま先で修了レポートを提案するシーン。
レポートというカタチが残るため、その時点から先へも残るということです。
ウェブ解析士として誤ったレポートを制作してしまっても、その先も残り続けます。
伝えることは当然ですが、レポートというカタチは残るということと知っていてください。
上級ウェブ解析士の修了レポートを採点するときの気持ち
上級ウェブ解析士さんから修了レポートを受け取った時、わくわくしながらそのレポートを拝見させていただきます。
採点基準でみるより、どんな視点なのかを意識します。
- 具体的には私はお客さま目線です。
- ウェブ解析士目線ではありません。
その目線で見た時、採点するポイントはウェブ解析士マスターという講師ではなく、
お客さまとして理解できるかという点です。
上級ウェブ解析士を受講される皆さんは知識的に豊富で、実践経験のある方も多いと聞いています。
採点する側もワクワクするようなそんなレポートを作成してください。
(やっつけではなく)